Harley-Davidson Panhead

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Harley-Davidson Panhead・・・一瞬ビンテージ物のフラッドヘッドサイドバルブエンジンのULモデルかと思いましたが、近づいて見るとパンヘッドエンジンでした。

パンヘッドはナックルの後継エンジンとして1948年に登場。ハーレーダビッドソンのOHVビックツインとしては第二世代です。パンヘッドは、パン=鍋のような形状をしたロッカーカバーからつけられた呼び名です。

ナックルヘッドは、シリンダーヘッドの上に乗っかるロッカーカバーの形が「握りこぶし」に似ているからそう呼ばれる。ナックルヘッドは鉄、パンヘッドはアルミです。

代表的なOHVはオーバーヘッドバルブ駆動システムで、バルブがシリンダーヘッドの上に取り付けられ、プッシュロッドとロッカーアームを介してカムシェフトによって開閉するのですが、サイドバルブはバルブが上向きに取り付けられ、カムが直接バルブを上に向かって押し上げる方式になっています。

サイドバルブの構造はシンプルにできています。シリンダーヘッドはバルブやスプリングが組み合わされたOHVとは違い冷却用ファンが切られた単なる「蓋」に過ぎません。この蓋を外すとバルブとピストンがまっ平らに並んでいるので、これを総称してフラッドヘッドと呼ばれるようになりました。

UL1936年~1945年の9年間生産された排気量1340ccのモデルですが、同時期のモデルで排気量1200ccのVLがあります。このVLは、日本の陸王のベース車両にもなったモデルです。

陸王と言えば、先輩が通学に乗って来ていました。バイク通学が出来る高校はもはや無いでしょうね!。あっ!思い出箱が開きそうなのでこの辺で・・・・。